時間と金の無駄遣い

反省とは

私は自分が如何に愚かな人間であるかを夜な夜な考えることがある。

主にパチンコで負けた日や、何もしていない休日によく考える。

今日はパチンコで7万円負けた。

7万円といえば私が月に自由に使えるお金の2倍の額である。

つまり、私は今日一日だけで、2ヶ月分の自由を失ったわけである。

今月が始まって半月が経ったが、今月だけで18万円負けている。

これは私の半年分の自由に使えるお金である。

私はこの今月だけで、今年の半分の自由を失っているわけだ。

18万円あれば何が買えた、何が出来た、

そんな反省は私が成人してから毎年毎月思っていることであり、

そんなことも次の日には忘れている。

ただ実感として、今月もお金がない、そんなことを思いながら毎日を過ごしている。

失うものはお金だけではない、パチンコをしている時間と

自信すらも失っている。

私は余裕と時間と自信を失ったのか・・・。

たった一時のスリルを味わうために、多くの物を失った。

こんな状況でも続けてしまうのが、パチンコしかりギャンブルの中毒性の恐ろしさである。

一度始めたらやめられない。依存症の恐ろしさである。

借金してまでギャンブルをする人は意味がわからないと思っていた時期もあったが、

手元にまとまった金があると、どうしても脳裏にパチンコの光景、

はたまた、勝った時の高揚感が脳裏をよぎり、行動力に拍車をかけるのだ。

パチンコホールにて、収支がプラスで帰る人の割合は

約1割と言われている。残りの9割は少なからずお金と時間を失い、

ストレスだけを残し帰るのである。

ここまで書いたら締めの言葉は想像できるであろう。

パチンコは絶対やらない方がいい。

逆に人を貶めたい場合は、パチンコ屋に連れて行くといい。

ビギナーズラックで勝った日にはその人もパチンコ地獄が始まるのである・・・。